本日の稽古 2020/01/01 突き

突き。

どの流派でもまず最初に習い、突きを知らない空手家はいないでしょう。

しかし、理にかなった突きは難しく、突きをだけ稽古しても3年はかかると聞いたことがあります。

私の師匠は「手首のひねり、肘のひねり、腰の回転、肩甲骨の絞め、脚のひねりが一体となった時が最高の突き。60年やってもまだまだ。」と言われています。

3年どころではないですね。

私は約30年の空手経験ですので、まだまだ突きの半分以上、知らないことがたくさんあるということです。ただし、去年、おととしよりも、分かったことはあり、多少変わったかなと思う部分もあります。少しずつは進んでいるのだろうと思いながら地道にやっています。

空手の熟練度を示すのは…知っている型の数、試合の成績…そういうものではなく、基本の熟練度であるということですね。