道場生紹介(memorial)
館長の私・野村隆行の妻であり道場生。みんなにとっては『菜穂子先輩』。
彼女と会ったことのない新しい仲間も増えましたが、筑波空手道場にとって大きな存在でした。
彼女は、2024年7月26日に病気のため他界しました。
私にとって空手発祥の沖縄がまだ遠く憧れだったころ、
「行ってみればいい。今年の夏季休暇は、全部沖縄訪問に使おう!」
と、一押し。そして、我々夫婦をどんどん沖縄の世界へと導いてくださる先生、ご家族、道場の皆様と出会いました。
筑波山麓に移り住んだころ、かつての農機具倉庫の片隅を自主稽古用に欲しいなぁと話したところ、
「全部、空手道場にすればいい!」
と、一押し。こうして筑波空手道場が誕生。
私が海外出張で長い間不在の時、みんなで稽古が進められるよう、模造紙で稽古メニューを書いてくれたり、筑波道場での合宿、バーベキュー、忘年会、餅つきなどの切り盛り、イベント部長!豚汁やおむすびといった名物もありました。
夏の行事では、子供たちと水鉄砲、水風船をもって走り回りビショビショに。そのころの子たちは、たくましい高校生、大学生に。高校になっても、大学になっても空手を続けてくれると聞くたびに「やったー、よかった!」と喜んでいたものでした。
今は、いま一緒に稽古している仲間によって筑波道場は歩み続けています。
例えば、菜穂子先輩がひょこっと道場に来たとしたら…、相変わらず楽しく、筑波道場らしい良い仲間が増えてよかったねと言ってくれそうな気がします。
筑波道場の仲間と
拳士会 総本部の先輩方に囲まれて
大会の強力サポーター