区切りとしては、本日12/3が筑波野村空手道場として第1回目の稽古。

稽古の初めにお話しした内容ですが、口頭ではうまく伝えられなかったかもしれないので…改めて文章につづりましょう。

我々は、沖縄空手小林流を学んでいきますが、空手の世界では自分たちとは異なる稽古や活動を行っている流派、団体がたくさんあります。しかし、内容が違ってもほかの空手から学ぶものはたくさんあるはずです。

少し話は変わって…実は今日の空手稽古の前に合気道の体験をさせていただきました。ここ、豊里柔剣道場で我々が開始する前の時間に稽古をされている教室。先生や道場の皆様もとても快く受け入れてくださいました。

合気道は空手とは異なる武道として区別されていますが、学ぶべきことはたくさんあると感じました。

大事なことは、"自分のやっていることがいちばん優れている。ほかは関係ない"という風な見方ではなく、空手の流派が違っても、そしてやっている武道が違っても、たくさんの人と交流し、良いところを学び、自分の稽古、日常や人生に生かしていくという物の見方、姿勢だと思いました。

そのためにもまずは、自分のやっていること、立ち位置はしっかり理解したうえで、周りのことにも目を向けていく…。

己を知って外を知るという、この両立ですね。

自分のことを理解し、周りからも学ぶ謙虚な姿勢さえ持っていれば、どんな環境でも、世界中どこへ行っても、自信を持って行動でき、そして和を広げていけるのではないかと思います。

筑波野村空手道場は、空手を通じてその支えとなるよう活動していきたいと思います。

2017.12